女子ゴルフの国内メジャー第3戦、日本女子オープン(29日開幕、栃木・烏山城CC)の練習ラウンドが28日に同コースで行われた。

 10、13年と2度優勝し、23歳11カ月という日本女子オープン最年少複数回優勝記録を持つ宮里美香(26=NTTぷらら)はアウト9ホールを回って試合に備えた。調子は「普通です」と笑うが、エビアン選手権から帰国後は25日に一般営業中のコースを回るなど、合計3ラウンドと入念に準備を重ねてきた。「(雨で)ランが出ない(転がらない)からピンをデッドに攻めるのが難しい。しのいでしのいで、パー5で取れるところを考えた方がいいかな」と戦略を練る。

 23日に男子プロバスケットボールBリーグのA東京対琉球を観戦。琉球には沖縄・興南高時代のクラスメートである山内盛久(26)がおり「クラスメートがプロの世界でやってるのは刺激になりますね」。主戦場の米ツアーでは今季トップ10入りが1度と苦しんでいるが、今後のアジアシリーズに向けても大事な一戦だ。「久しぶりに日本へ帰ってきたので、しっかり盛り上げたい」と主役の座を狙っている。