国内ツアー賞金ランク日本人トップの笠りつ子(29=京セラ)は後半に5バーディーと盛り返し、通算5アンダーの139で16位となった。

 「全くパターが入らなかった」という前半でボギーが先行も「諦めないこと。全て受け入れること」と我慢に徹した。後半は復調し、15番パー4では、残り150ヤードから8番アイアンで放った第2打があと少しでイーグルというスーパーショット。「後半は100点に近いショットでした」とうなずいた。

 トップ10に日本人がゼロ。ラウンド中から気にしていたようで「日本人いないな、私の名前を(リーダー)ボードに載せたいなと思った」と振り返る。自身はトップと6打差。「(日本で米ツアーの選手に)活躍されたくないと思っていますけど…」と悔しさをのみ込んでいた。