8月のRIZAP・KBCオーガスタでプロ初勝利を挙げた出水田(いずみだ)大二郎(25=TOSS)が、9バーディー、1ボギーのコースレコード63で回り、通算8アンダーで単独首位に立った。

出水田は、出だしの10番、11番で連続バーディー。アプローチショットではベタピン3回、パットでは5~6メートルのバーディーパットをことごとく沈め「ほぼ完璧だったなか。ショットもパットも」と満足そうに話した。優勝したことで「気持ちの面では、ゴルフの攻め方とかに生きている」と、自信を持ってコースを攻めることができたという。

名字の読みが難解で、なかなかファンに名前を覚えてもらえないのが悩み。優勝翌週のフジサンケイ・クラシックでは「いでみつさんと呼ばれて。まだまだ認知度は」と苦笑した。今大会はアジアツアーとの共同開催で、優勝すれば海外ツアーへの道も開ける。「ゆくゆくは海外でやってみたい。この試合で結果を出せたら、いろいろなチャンスが出てくるから、そういう面では気合が入る」と2勝目にかける意気込みを口にした。