<米男子ゴルフ:マスターズ>◇最終日◇12日◇米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC(7435ヤード、パー72)

 18番で2メートルのパーパットを沈めた今田竜二(32)は4バーディー(1ボギー)を奪って4日間で初のアンダーパー、69をマークし、通算2アンダーであこがれの大会を終えた。「4日間回れて、最終日に69というスコア。言葉にならないほどうれしい」と満面の笑みだった。

 ショットがさえた。2番(パー5)で第3打を30センチにつけて最初のバーディーを奪った。7、10番(パー4)ではともに1メートルに寄せ、16番(パー3)では8メートルの長いパットを沈めてバーディーを重ね、スコアを伸ばした。

 来年の出場資格を得られる16位以内には入れなかったが「ここで得たものは自信につながる。また帰ってきたい。そのために米ツアーで優勝したい」と新たな目標を掲げた。