<アマゴルフ:PGM世界ジュニア選手権日本代表選抜大会

 東北予選>◇31日◇15-17歳男子◇宮城・松島チサンCC仙台C(6601ヤード、パー72)◇主催・国際ジュニアゴルフ育成協会、株式会社ビーエスフジ◇後援・日刊スポーツ新聞社ほか◇特別協賛・PGMホールディングス株式会社

 過去最長身の決勝進出者になった。192センチの佐々木仁(宮城・東北高2年)が「風がすごかったけど、それなりに対応できました」と、78にまとめて決勝大会(5月9~11日、岐阜・花の木GC)にトップで進出した。

 インスタートで、17番ロングでは「風に押し戻されて」と第3打を手前バンカーに入れ、3パットが重なってダブルボギーにした。それでも、折り返してから6番で3メートルを入れ、9番では残り50ヤードの第2打を1メートルにつけて2つのバーディーを奪い、男子でただ一人70台でフィニッシュした。

 長身ながら、体重は73キロ。「鍛えるのは後で、まずは太る努力をしています。寝る1時間前に何か食べる」と、半年前から「増量作戦」を開始。65キロから8キロ増量した。ドライバー飛距離も20ヤード伸びて260ヤードになり、努力は実りつつある。決勝大会に向け「自分はバーディーを多く取る方じゃないので、周りを気にせず、スコアを気にせず、マイペースなゴルフをしたい」と話した。