<アマゴルフ:PGM世界ジュニア選手権日本代表選抜大会

 東北予選>◇31日◇15-17歳女子◇宮城・松島チサンCC仙台C(6116ヤード、パー72)◇主催・国際ジュニアゴルフ育成協会、株式会社ビーエスフジ◇後援・日刊スポーツ新聞社ほか◇特別協賛・PGMホールディングス株式会社

 坂東奈央(宮城・東北高1年)が、バーディーなしのストレスがたまるゴルフながら83で回り、1位で決勝大会(5月9~11日、岐阜・花の木GC)に進んだ。

 「チャンスもあったんですけど、グリーン上のボールが風で動いてカップから離れてしまったこともあった」と、強風、突風が吹いたラウンドを振り返った。「風の音で集中力が切れたところがあった」と12番、17番で3パットのダブルボギーをたたいた後半を反省した。

 149センチと小柄なため、クラブはシャフトを短くして体に合わせたライ角にするなど工夫している。昨年は予選落ちを経験。「目標」という宮里藍の出身校でゴルフの名門、東北高の先輩たちから海外の話を聞き「米国でゴルフをやってみたいので、世界ジュニアに行きたい」という。「決勝大会では、粘りのゴルフをしたい。グリーン周りを練習して粘りたい」と、強調していた。