新人女子プロゴルファーの藤本麻子(19=フリー)が、ダンロップのSRIスポーツ社と出来高を含めて3年1億円(推定)で用具使用契約を結ぶことが17日、分かった。宮里藍や横峯さくらの新人時代と同規模の大型契約で、今月末にも正式発表される。ウエアはオークリー社と契約することも判明。藤本は18日開幕のマンシング東海(愛知・南愛知CC美浜C)で、プロデビューする。

 藤本は6月の日本女子アマを制し、7月プロテストで一発合格した大物ルーキー。SRIスポーツは、横峯や古閑も抱える国内ゴルフメーカーのトップ企業。身長165センチと体格にも恵まれ、昨年マンシング東海5位などツアー実績のある藤本も、同社からボール、クラブなどのサポートを受ける。新人時代の契約金では横峯が3年9000万円、宮里がブリヂストンスポーツ社と3年8000万円(金額はいずれも推定)で、藤本もほぼ同等に評価された。出陣準備が整ったプロデビュー戦へ藤本は「毎日アンダーで回りたい」と意気込んだ。