<米男子ゴルフ:プエルトリコ・オープン>◇第3日◇9日◇プエルトリコ・リオグランデ・トランプ国際GC(パー72)

 石川遼(21=フリー)が、5バーディー、1ボギーの68で回り、通算138、6アンダーの31位タイで予選を通過した。石川の予選通過は、今季6戦目で2回目。「自分的には納得できる内容じゃないので、修正したい」と決勝ラウンドでのジャンプアップを誓った。今田竜二(36=フリー)は3バーディー、2ボギーの71で通算142、2アンダーの78位タイで、予選落ちした。

 石川遼が8番ホールでホールインワンを達成した。236ヤードのパー3は、この日はピンまで183ヤードの設定。6番アイアンを振り抜いた瞬間、石川はクラブを両手から落としてボールの行方を見守った。ピン2メートル手前に落ちたボールは、そのまま転がってカップインした。グリーン横に待機したスタッフの「入った!」という大声を聞いた石川は、両手を高々と掲げて拍手に応えた。このイーグルでスコアを通算9アンダーに伸ばして、後半に入った。この日、6アンダーでスタートした石川は1番でボギー。だが、2番と5番のパー5でバーディーを奪い、通算7アンダーまでスコアを伸ばしていた。9番ホールまで終わった。【小谷野俊哉】