バスケットボール男子の国内リーグを統合した新リーグで1部入りを目指すナショナルリーグ(NBL)のリンク栃木について、栃木県の福田富一知事が29日、宇都宮市内で統合を進めるタスクフォース(特別チーム)の川淵三郎チェアマンと会談し、ホームアリーナで主催試合の8割開催を求める基準を「弾力的に運用してほしい」と要望した。

 リンク栃木は2020年ごろに本拠地の宇都宮市に5000人収容のアリーナが完成予定だが、22年栃木国体終了までは他競技も利用するため、8割開催が難しいという。

 川淵チェアマンは「最終目標が明確であれば問題ない」と理解を示した。