日本と同じB組の南アフリカとサモアが対戦し、南アが46-6で大勝した。

 日本に敗戦したことで、優勝候補が目を覚ましたか。この日はサモアに対しセットプレーとフィジカルで強さを見せ、FW戦を完全に制圧した。前半は1トライとペナルティーゴール(PG)で得点を重ねると、後半は5トライで一気に突き放した。日本のトップリーグのパナソニックでもプレーしたWTBのJP・ピーターセンが3トライ、同じくサントリーに所属したフランカーのスカルク・バーガーも1トライを記録し活躍した。

 南アフリカのデビリアス主将は試合後「(日本戦での)負けはまだ痛手だ。この勝利も、まだまだ調子を戻す段階でしかない。いい勝ち方だったが、戦いはまだ続く。多くのファンを失望させてしまったが、W杯優勝のチャンスは他の強豪と変わらずある。決勝ラウンドにいけば勝ち負けの可能性は五分五分だ。今日はチームを立て直す良いステップになった」と話した。

 27日にはスコットランドと米国の試合が行われる。日本の次戦はサモアが相手で、10月3日に行われる。