レイカーズの八村塁(26)のNBA5年目のシーズンが終了した。チームはこの日、ナゲッツに競り負け、通算1勝4敗でプレーオフ1回戦敗退が決まった。

八村は先発で34分10秒出場し、15得点、5リバウンド、1アシストだった。試合早々に3点シュートを決めるなど前半6得点。後半の立ち上がりにも3点シュートを決めると、ダンクをたたきこむなど、第3Qクオーター(Q)を終えた時点で13得点に伸ばし、今シリーズ初めて2桁に乗せた。第4Qにも一時同点とするダンクを決めるなど奮闘した。一進一退の攻防が繰り広げられた終盤も最後までコートに立ち続けた。

ポストシーズンの八村は、ペリカンズとのプレーオフ進出決定戦(プレーイン・トーナメント)で13得点。レギュラーシーズン終盤の好調ぶりを維持していたかに見えたが、ナゲッツとのプレーオフでは守備に注力するシーンが増えたこともあり、ここまで4試合すべて1桁得点だった。

シーズン中にはパリ五輪出場に前向きな発言をしていた八村。今後はその最終決断が注目される。出場することになれば、ホーバスジャパンの中心選手として期待される。