22日にショートプログラム(SP)が控える女子で2連覇を狙う樋口新葉(14=開智日本橋学園中)は、開会式に出席。「今日の前日練習ではいつも通りの練習ができました。去年より良い演技がしたい」と気持ちを高めた。

 昨年は今大会を制し、スピード感あふれる滑りの勢いままに、年末の全日本選手権でも3位と躍進した。期待された今季は、夏場に腰を痛めて、ジュニアグランプリ(GP)シリーズでは結果を残せなかった。ようやく完治して、「集中して滑れるようになってきた」と、ここから巻き返したい。ショートプログラム(SP)では「余裕を持てるように」と構成も微調整し、昨年に続く頂点に挑む。