国際体操連盟(FIG)は19日、10月の総会(東京)で行われる会長選に、FIG理事を務める日本協会の渡辺守成専務理事(57)と、欧州体操連合のジョルジュ・グルゼク会長(68=フランス)が立候補したと発表した。グランディ会長(イタリア)は16年までの5期目で退任する意向を示しており、9代目の新会長が誕生する。

 渡辺氏が当選すればアジア人初。現在、五輪実施競技で日本人の国際連盟会長は1人もいない。

 冨田洋之男子技術委員や張西芳枝女子技術委員は再選を目指して立候補を届け出た。