競泳男子800メートルリレーで、日本が優勝を果たした。

 リオ五輪で銅メダルを獲得した同種目に、今大会は松元克央-天井翼-瀬戸大也-吉田冬優(ふゆ)のメンバーで臨み、大会新記録の7分13秒14でフィニッシュ。2位中国と1秒以上の差をつけた。

 第3泳者の瀬戸は2番手でスタートして、首位中国を逆転。そのままアンカーの吉田につないだ。瀬戸は「冬優君(吉田)に少しでも差をつけて渡したかった。みんなで役割を果たせた。優勝もできてOKです。僕は国際大会のリレーで初めて優勝して、君が代が歌えた。またこうやって母国(の東京五輪)で君が代を流せたらいい」と笑顔。

 アンカーの吉田は「前の3人が1番でつないでくれた。僕はまだまだタイムが遅いし、足を引っ張っている自覚もある。強くなって、また皆さんとリレーが組めるようになりたい」と話した。