女子1000メートルで、高木美帆(22=日体大)は1分15秒47で6位入賞した。

 昨年8位より順位を上げたものの「自分の中では悔しい」とスタートでミスしたレース内容などへの不満を口にする。本人は口を閉ざすが、年末年始の連戦と海外合宿で、体調は万全ではない。「崩れたものを戻す難しさを痛感している」ともどかしそうに話す。

 最終日12日は本命の1500メートルと、一斉でスタートするマススタートがある。「細かくレースをイメージして挑みたい。1500メートルはペース配分が大事になる」。女子団体追い抜きでは銀メダルを獲得した。残り1日、万全ではない中で、個人種目のメダルへ全力を尽くす。