2016年夏季五輪開催を目指す東京の招致委員会の河野一郎事務総長は21日、記者会見し、4立候補都市による6月17日の招致プレゼンテーション(スイス・ローザンヌ)について「サプライズというよりは現実的な方向性」とより具体的に開催計画をアピールする方針を示した。

 都によると、プレゼンには東京都の石原慎太郎知事や日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長らがプレゼンターを務める予定。開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会で投票権を持つIOC委員が多数出席する。IOCは「開催計画の専門的な面をIOC委員に知らせる」としており、1都市につき説明が45分、質疑応答が45分の計90分で行われる。