国際水泳連盟(FINA)は28日、男子200メートル背泳ぎで世界記録を上回る記録を出した競泳の入江陵介(近大)らが着用していた水着がFINAが発表した認可リストに含まれなかった問題に関連し、報道機関向けの説明会をスイスのローザンヌで開いた。

 入江のほか、男子100メートル自由形で世界記録を更新したアラン・ベルナール(フランス)ら有力選手の水着も認可リストから漏れ、世界記録が公認されなくなる恐れが出ている。

 説明会は7月19日からローマで開かれる世界選手権に向けた水着の認可基準や、2010年から適用される新たな規定の内容の説明などが中心となる見込み。(共同)