来秋のアジア大会(中国・広州)の代表選考会を兼ねた福岡国際マラソン(6日・平和台陸上競技場発着)に出場する国内外の有力選手が4日、福岡市内のホテルで記者会見し、昨年4位の佐藤智之(旭化成)は「いい練習ができた。自分の走りをして自己記録更新を目指す」と抱負を語った。北京五輪代表の尾方剛(中国電力)は気管支炎のため欠場となった。

 箱根駅伝で山梨学院大のエースとして活躍し、今回が初マラソンのメクボ・モグス(アイデム)は「緊張している。頑張りたい」と日本語で決意表明。北京五輪銅メダルで昨年優勝のツェガエ・ケベデ(エチオピア)は「勝つために来た。2時間5分台も狙う」と自信たっぷりに話した。