日本オリンピック委員会(JOC)のゴールドプラン委員会は9日、2010年度より新たに「国際人養成プロジェクト」を立ち上げることを決めた。東京がロビー外交で後れを取って16年夏季五輪招致に失敗したことを踏まえ、将来的に各競技の国際競技連盟に発言力のある人材を送り込めるように、選手への国際人教育を充実させる。

 五輪の意義などを浸透させるために、東京都のスポーツ推進校と連携を図る方針も決めた。