2018年冬季五輪招致で国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会のリンドベリ委員長は12日、3立候補都市で最初となったアヌシー(フランス)の現地調査を終えて記者会見し、開催都市を決めるIOC委員の投票の参考資料となる報告書を5月10日に公表することを明らかにした。

 従来は投票の約1カ月前に公表していたが、今回は7月6日の投票の約2カ月前に早めた。

 4日間の視察ではサルコジ大統領も会食に参加し、同委員長は「政府が強く招致を支援している。招致委員会はIOCの要望に耳を傾けて計画を改善した」と評価した。