柔道界に衝撃が走った内柴正人容疑者(33)の逮捕から一夜明けた7日、現場トップは冷静に対応した。柔道の「グランドスラム東京2011」(9~11日=東京体育館)に出場する男女日本代表が8日、東京・文京区の講道館で稽古を公開。報道陣には「今回の件で選手はナーバスになっているので、それ(に関連する取材)はご遠慮ください」と事前に要請があった。
一方、現場を預かる日本代表の監督は取材に対応。男子の篠原信一監督(38)は「選手に動揺はありません。それより(国際大会に臨む)自分たちのことで必死でしょう」とおもんぱかった。同じ指導者としては「自分もまだまだ修行の身」とし、内柴容疑者については「逮捕されたが、実際そうなのかも分からないので」と話すにとどめた。
また女子の園田隆二監督(38)も「状況がまったくつかめていないから、話せる状態ではない」と選手の心情を憂慮。内柴容疑者については「あれだけ成功を収めた選手。本当に事実なら残念なこと」とし、同じ指導者として「人を教えるというのは周りの人に見られているということ。人間としてワンランク上でなければならない」と話した。


