東京地裁は29日、コーチとして指導していた女子柔道部員を乱暴したとして、準強姦(ごうかん)罪で起訴されたアテネ、北京両五輪の男子柔道金メダリスト内柴正人被告(33)の保釈請求を却下した。

 内柴被告は9月20日未明、東京都八王子市のホテルで、酒に酔って眠り込み、抵抗できない女性部員を乱暴したとして今月27日に起訴され、28日に保釈を請求していた。