<新体操:ロンドン五輪最終予選兼テスト大会>◇2日目◇17日◇ロンドン

 個人総合予選後半のクラブとリボンを行い、4種目合計で山口留奈(イオン)は97・000点の18位だった。昨年の世界選手権で五輪出場を決めた1人と五輪開催国の英国選手を除いた順位では17番目で上位5人に入れず、五輪出場を逃した。

 日本は新体操が採用された1984年ロサンゼルス五輪から2004年アテネ五輪まで個人総合に連続出場したが、08年北京五輪に続いて出場権を獲得できなかった。

 16日に行われた前半のフープとボールで19位と出遅れた山口は後半でも得点が伸びず、最終日の18日に行われる決勝にも進出できなかった。

 山口留奈の話

 緊張感が出たときにやり切れなかったのが悔しい。五輪を目指したいという気持ちがあっても、簡単には(出場権は)取れるものではないと実感した。