日本ラグビー協会は25日、日本代表選手による「SAKURA基金」について発表した。選手主導の社会貢献活動で、今回は福島県の子供たちを6月24日のジャパン105-仏バーバリアンズ戦(秩父宮)に招待するため、27日の「セブンズフェスティバル」(秩父宮)で募金活動を行う。

 募金活動は27日正午から午後1時の予定で、秩父宮ラグビー場正面入り口、階段上などで。

 参加選手は広瀬俊朗、佐々木隆道、長江有祐、畠山健介、篠塚公史、大野均、真壁伸弥、望月雄太、日和佐篤、藤井淳、小野晃征、立川理道、田村優、仙波智裕、長友泰憲の予定。

 今回は、東日本大震災や原発事故で被災した子どもたちに、ラグビーの国際試合を生で観戦するという経験を提供し、選手は子どもたちが勇気づけられるようなプレーを目指す。招待に必要な経費は日本代表選手全員が一定額を拠出するのに加え、ファンからの募金を充てる。募金活動はパシフィック・ネーションズ杯(6月5日フィジー戦=瑞穗、同10日トンガ戦=秩父宮、同16日サモア戦=秩父宮)でも実施予定という。