<テニス:ウィンブルドン選手権>◇4日目◇28日◇ロンドン・オールイングランド・クラブ

 女子ダブルスのクルム伊達公子(エステティックTBC)藤原里華(北日本物産)組は昨年の全仏オープン優勝のフラバーチコバ、ハラデツカ組(チェコ)に力負け。俊敏な動きが必要な前衛を藤原が担当し、左脚を痛めているクルム伊達がストロークで食い下がる作戦だったが、実力差を埋められなかった。

 クルム伊達は前日のシングルスに強行出場。「2割(の力)で良かったらコートに立つ」と藤原に声を掛け、ダブルスに臨んだ。41歳のベテランは4年前に現役復帰したときと比べ「(筋肉などは)冷静になると衰えていると感じる」と言い、けがの影響が気になるが「休めば治ると考えている。もうちょっとやりますね」と現役続行を宣言した。

 クルム伊達公子のコメント。「(左脚のけがが)再発なく戦い抜けた。勝てなくて残念だが、ひと安心。相手のペアは堅実で、穴がなかった」。

 藤原里華のコメント。「(クルム)伊達さんがコートに立てるなら、一緒にやりたいと思った。リターンを攻撃することに転換できていれば面白いと思ったが、そうさせてもらえなかった」。