男子テニスの日本のエース、錦織圭(日清食品)が、出場を予定していた22日開幕のスイス室内(バーゼル)の欠場を決めたことが18日、分かった。負傷した右足首の状態が思わしくないためで、錦織が交流サイト「フェイスブック」で明らかにした。

 錦織は今月の楽天ジャパン・オープン(東京)でツアー通算2勝目を挙げたが、続くマスターズ上海大会はシングルス2回戦で敗退し、右足首痛を訴えた。フェイスブックでは「MRI(磁気共鳴画像装置)の検査を受けたが、バーゼルではプレーできない。とても残念だ」と説明した。

 錦織は昨年のスイス室内で、当時世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を準決勝で破り、準優勝した。29日開幕のマスターズ・パリ大会で復帰を目指す。