<W杯スキー:男子ジャンプ>◇29日◇個人第2戦◇フィンランド・クーサモ(HS142メートル、K点120メートル)

 41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が、2回合計268・6点で5位に入った。

 風がめまぐるしく変わる難しい条件だったが、1回目に133メートルで4位につけると2回目も132メートルと安定したジャンプでトップ5に食い込んだ。来年2月のソチ五輪で史上最多となる7度目の出場を目指すベテランは「(2回目は)狙っていたんですけどね。表彰台に乗りたかった。でも、ジャンプはまあまあだし、安定感が出てきた。80%くらいまできている」と自信を深めていた。