<テニス:マドリード・オープン>◇11日◇マドリード

 男子シングルス決勝で世界ランキング12位の錦織圭(日清食品)が同1位のラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し、6-2、4-6で迎えた最終セットを0-3とされたところで腰の痛みのために棄権し、男女を通じて日本選手初となるツアー出場2大会連続優勝を逃した。

 錦織は途中棄権に悔しさをにじませ、クレーコートの王者ナダル相手の善戦には手応えをのぞかせた。

 -けがの状況は

 錦織

 臀部(でんぶ)が昨日から痛かった。我慢してプレーできる程度だったが(第2セットの第7ゲームで)ぐっと痛みがきて、その後は(思うように)動くことができなかった。

 -つらい決断だった

 錦織

 自分の人生で最高のテニスの一つと言えるものをしていて、勝利に向かって進んでいたときにリタイアは悲しい。精神的にすごくつらい。

 -ナダルを苦しめた

 錦織

 リターンから攻めようと思っていたし、攻め続けることができた。それが相手にとってプレッシャーになっていたと思う。彼がいつもはないミスをしていた。結局負けにはなったが、かなり自信になった。

 -マイケル・チャン・コーチの指導でクレーのプレーが改善された

 錦織

 これまでクレーでこんないい感触を覚えたことはなかった。全仏オープンが楽しみ。昨年からプレーが良くなって、今は両サイドからより攻撃的にプレーできている。