<男子テニス最終戦:ATPツアー・ファイナル>◇第5日◇13日◇英ロンドン・O2アリーナ◇1次リーグB組シングルス2試合ほか

 錦織圭(24=日清食品)の対戦相手だった世界8位のミロシュ・ラオニッチ(23=カナダ)が、いきなり太もものケガで棄権を発表した。

 試合予定の約1時間半前に、会場で会見を開き「前のマリー戦の第1セットで痛めた。6~8週間の休養が必要と診断された」と話した。

 錦織は、ラオニッチの代わりに、補欠で待機していた同10位のダビド・フェレール(スペイン)と対戦する。

 ラオニッチは、準決勝進出がなくなり、フェデラー、マリー、錦織の3選手の争いとなる。錦織の勝敗とは関係なく、フェデラーが勝てば、錦織の準決勝進出が決まる。

 錦織とフェレールの対戦成績は、錦織の5勝3敗だ。