<bjリーグ:埼玉80-75仙台>◇第21戦◇4日◇埼玉・所沢市民体育館

 仙台89ERSが、埼玉ブロンコスに75-80で逆転負けを喫し、09年初戦を落とした。フォワード(F)のボビー・セントプルー(28)が、右肩ねんざから5戦ぶりに復帰したが、チームに勢いを与えられなかった。2年10カ月ぶりの4連敗となり、今季通算も9勝12敗となった。

 エースが復帰しても、年が明けても、悪い流れは断ち切れなかった。第1クオーター(Q)こそ24得点中18得点が3点シュートと、長距離砲で流れをつかんだかにみえた。Fセントプルーも練習では打たなかった3点シュートを3本決め、チーム最多の17得点。だが第3Q中盤に逆転され、昨季から続いていた埼玉戦連勝も「5」で止まった。浜口ヘッドコーチ(HC)は「DFの粘りがなかった。内に内に守りすぎて、外からフリーで打たせすぎた」と敗因を分析した。

 Fセントプルーが負傷退場した試合から、チームは1勝4敗と苦戦を強いられた。この試合前まで、今季チーム平均得点は81・6点だったが、最近5試合では75・4点と低調。それだけに、敗戦の中でも頼みの男のコート復帰は一筋の光明で、同HCも「けがの影響はある。でも、復帰してくれたことが収穫」と敗戦にも納得の表情だった。セントプルーも「第1Qからシュートが思うように入り、自分でもびっくりした」と調子は上向きだ。

 元日の練習では、チーム全員でおしるこを食べた。ガード日下主将は「年明けから良い雰囲気だった」と話した。今は耐える時。4連敗でも士気を落とさず、混戦が続く東地区の上位を狙う。【三須一紀】