スキー・ジャンプで次代を担う伊東大貴(23)が、同僚で38歳のベテラン岡部孝信を生きた教材にする。6月30日、所属先の雪印が長野・白馬村で練習を公開。今合宿からジャンプ練習を開始したが、昨シーズンの好調を持続する岡部のジャンプに「偉大さが分かる。シーズン中と変わらない完成度の高いジャンプをしている」と感嘆の声を上げた。

 昨季途中に土屋ホームを退社し、今春から岡部と同じ雪印に入社したことで、98年長野五輪も含め、3度の五輪出場を誇るベテランとともに過ごす時間が増えた。伊東はサマージャンプの好調を冬のシーズンに維持できない悩みも相談。夏は体づくりとフォームの試行錯誤を重視し、夏の結果にとらわれすぎないことを助言された。同じ北海道下川町出身の岡部も「今年は近くに大貴がいて、いい目標がある」と刺激を受けていた。