レラカムイ北海道は8日、札幌市内で10日からの三菱電機との2連戦(名古屋・愛知県体育館)に向け調整を行った。開幕週ではパナソニックに2連敗を喫した。浮上のきっかけに、東野智弥監督(39)は、米国から「逆輸入」したKJ松井(23)をキーマンの1人に挙げた。

 東野監督は開幕の2試合を振り返り「KJは計算できる。出場時間はもっと増えるでしょう」と話した。初戦はテストの意味も含めての起用で出場時間は9分53秒だったが、3ポイントシュートを2本打ち1本を決めた。第2戦は21分7秒の出場で、3ポイントを5本打ち2本成功、12得点を挙げた。得点だけの比較では27分26秒出場で12得点の折茂に劣らない仕事をした。新人とは思えぬ落ち着いたプレーぶりも光った。

 「言葉で表現するのは難しいですが、2試合ともいい感じでプレーできました」と、松井自身も手応えはつかんでいる。ただ勝利に結び付かなかったのが反省点。流れを変えるオープンシュートや、ターンオーバーで勝利に貢献したいと、課題も認識している。東野監督は「もっともっとシュートを打て」とルーキーにハッパをかける。折茂との同時出場も増え、強力なシューター2枚で、まずはリーグ初勝利を目指す。【中尾猛】