ロンドン五輪のバドミントン混合ダブルス代表の池田信太郎(31)潮田玲子(28=ともに日本ユニシス)が30日、都内で五輪に向けた練習を公開した。代表決定後、約1カ月試合がなく、腰を据えて男子ペアと得点場面を想定するなど、本番に近い練習を行っている。潮田は「レシーブでどう返球するか、男子に打ち込んでもらって速い球に慣れるように」と、課題を口にした。

 今後は6月上旬の中国合宿から、下旬のシンガポール、マレーシアでの2大会が試金石になる。「練習でやっても試合でどれだけ出来るか。(2大会は)そこに集中したい」と、意気込む。「五輪はラストチャンスと思う。北京で悔しい思いをした(女子ダブルス8強)経験が大きい」と、ロンドンで「イケシオ」の集大成をみせる。