ロンドン五輪体操代表の田中3きょうだいの長男和仁(27=徳洲会)が、男子チームの主将を務めることが30日、分かった。昨年の世界選手権代表の主将だった小林が補欠に回ったため、当初は有力視されたエース内村でなく、最年長の和仁に白羽の矢が立った。小林は「和仁はしっかりした人物なので、特に伝えることはありません。僕ら補欠がいい演技をすれば、正選手の演技も自然とよくなる」と話した。女子代表主将には長女理恵が最有力となっており、田中きょうだいが日本体操の「顔」になる。この日、取材に応じた弟佑典は「兄はまじめできちょうめん。姉は優しい」と評し「きょうだい主将」には大歓迎だ。「一致団結し、表彰台の一番上に立ちたい」と意気込んだ。