<カーリング:パシフィック・アジア選手権>◇1次リーグ◇20日◇ニュージーランド・ネーズビー

 2回戦総当たりの女子で日本代表の中部電力は2010年バンクーバー冬季五輪3位の中国に2-8で完敗し、2敗目(3勝)を喫した。1回戦総当たりの男子で日本代表のSC軽井沢クはオーストラリアに7-6で競り勝ち、カザフスタンにも9-4で快勝し、3勝1敗とした。

 バンクーバー冬季五輪で銅メダルに輝いたメンバーで固めた中国は強かった。中部電力は第8エンド終了でギブアップの握手を求める完敗だった。スキップの藤沢は「相手が良かった。仕方ない」と脱帽した。2018年平昌五輪開催が決まり強化を進める韓国と実績のある中国を大会前から警戒しながら、連敗した。1次リーグで韓国と22日に、中国と23日に再び戦う。借りを返すチャンスはまだ残されているだけに、藤沢は「引きずるのはよくない。また勝ち続け、いい状態で韓国、中国戦を迎えたい」と気持ちを切り替えた。