大関琴欧洲(25=佐渡ケ嶽)が17日、大阪市内の病院で「左上腕二頭筋挫傷で1カ月の休業加療を要する見込み」と診断され、9日目から休場した。休場は昨年九州場所以来2度目。琴欧洲は4日目の鶴竜戦で左腕を負傷。出場を続けたが8日目まで2勝どまりだった。

 佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「左腕の力が入らない状態。今朝、大関から『休みたい』と言ってきて、半分泣いていた。1日も早く治して、けいこして負けない力をつけるしかない」と説明した。今場所の負け越しは確実で、来場所は2度目のかど番となる。