「罪の成立は認めます」。大相撲時津風部屋の力士の時太山(ときたいざん=当時17、本名斉藤俊さん)暴行死事件の初公判。傷害致死罪に問われ、7日の名古屋地裁の法廷に現れた兄弟子3人はいずれも緊張した面持ちで起訴事実を認めた。

 伊塚雄一郎被告(25)らは3人とも丸刈り頭で、白のワイシャツにノーネクタイ姿。入廷の際、深々と一礼し、さらに傍聴席で斉藤さんの父正人さん(51)が掲げた遺影に向かって頭を下げた。芦沢政治裁判長から職業を聞かれるとそれぞれ「力士です」と答えた。

 罪状認否の際、証言台に立った藤居正憲被告(23)は手の甲で額の汗を何度もぬぐい、木村正和被告(25)は緊張からか、真っすぐに伸ばした手の指先が震えていた。