日本相撲協会と北の湖前理事長(元横綱)が、2006年名古屋場所の朝青龍-白鵬戦の八百長を当時理事長だった北の湖親方が仕組んだと報じた週刊現代側に対し、名誉棄損で損害賠償などを求めた訴訟の弁論準備が30日、東京地裁で開かれ、横綱白鵬が相撲協会側の証人として出廷することが事実上、決まった。

 この日、協会側が白鵬を証人に申請し、裁判所もこれを踏まえて証人尋問の日程の調整に入った。協会側の吉川精一弁護士によると、白鵬や相撲協会も出廷を了承しており、尋問の期日は夏場所後の6月になる見込み。

 一連の八百長報道訴訟では、もう1人の横綱朝青龍が別の案件で昨年10月、原告の力士を代表して法廷で証言。北の湖前理事長もさらに別の訴訟で昨年10月に出廷した。

 吉川弁護士は「白鵬関は当事者であり、話が単純明快なので出廷をお願いした」と話した。