日本相撲協会の生活指導部特別委員会の外部有識者委員は2日、塩谷立文部科学相との懇談後に記者会見し、違法薬物の抜き打ち検査の早期実施を含めた改革への見方を示した。

 厳しい意見を口にしたのは漫画家のやくみつる委員。「(改革は)遅々としている印象の方が強いと申し上げた。今は平時ではない」と、これまで同様に改革推進派としての主張を繰り返した。一方で日本プロスポーツ協会副会長の山口弘典委員は「相撲協会の意識改革は少しずつ進んでいると思う」と、成果を強調した。

 今後は春場所の前に違法薬物の抜き打ち検査を実施するかどうかが焦点となる。日本アンチ・ドーピング機構の大西祥平専門委員は「大臣からは(検査を)滞りなくやってほしいと言われた。抜き打ち検査は準備が整い次第、行いたい」と述べた。