大相撲の東前頭5枚目、岩木山(34=境川)が小脳梗塞(こうそく)を患っていることが28日に判明し、夏場所(5月9日初日、両国国技館)の全休が決まった。引退はせず、当面は治療に専念する。手術や入院の必要はないという。4月中旬に東京都内の病院で小脳梗塞と診断された岩木山は28日、大阪市内の病院で再度検査を受け、医師から力士として土俵に上がることを控えるようにと言われた。岩木山は「自分としてはもう1回土俵に上がりたい。体の動く限り相撲を取りたい」と現役続行を希望。軽めの調整は今後も続ける。