日本相撲協会が16日、野球賭博問題の特別調査チームを設置した。14日に文科省を訪れた際に外部メンバーによる調査チームの設置を促され、この日も再度強い指導を受けて発足させた。外部メンバーは野呂田前衆議院議員ら生活指導部特別委員会の4人と、村山元東京高検検事長らの外部役員3人。これに生活指導部長でもある陸奥広報部長(元大関霧島)と八角副部長(元横綱北勝海)を加えた9人で、17日に第1回会合を開く。急な要請のために全メンバーがそろうかは分からないという。陸奥部長は「きちっとやっていこうと。うちだけだといろいろ言われるので、外部の方にお願いした。(対象者を)呼ぶこともある。できることをやっていく」と話した。