横綱審議委員会定例会が25日、東京・両国国技館で行われた。鶴田委員長は名古屋場所優勝の大関日馬富士の秋場所横綱挑戦へ期待を込めながら、ハイレベルな成績を求めた。「準優勝でも資格にはなるが、1敗が限界。先場所は10勝だし。2敗の優勝なら濃厚かな。内容、質も見ないと。品格のある相撲を取ってほしい」との私見を示した。大関挑戦持ち越しの琴奨菊には「3場所33勝は規定でない。日本人大関がいないのは悲しい。横綱にも勝ったし、1勝ぐらい、弾力性あってもいいのでは」。今場所の見送りが残念そうだった。