新大関鶴竜(26=井筒)は5日、ファンサービスのため、夏場所では好天の日に限って両国国技館の前で車を降り、門から歩いて入場することを明らかにした。大関以上は特権として地下駐車場への乗り入れが許可されており、横綱、大関陣は通常、来場者の目に触れずに場所入りしている。

 今年の初場所初日には白鵬が珍しく門から徒歩で入り、客が大喜びしたことがある。鶴竜の師匠、井筒親方(元関脇逆鉾)はファンサービスについて「やはり大事なことだと思う」と説明した。