大相撲の横綱白鵬(28=宮城野)が、2020年東京五輪開催決定を喜んだ。8日、東京・墨田区の宮城野部屋での稽古後、「みなさんおめでとうございます」と笑顔。

 自身は中学まではバスケットボールで活躍し、現在はモンゴル野球協会名誉会長も務める。父ムンフバトさんは68年メキシコ五輪で銀メダルを獲得しているだけに、他競技にも精通している。全世界から日本が注目を浴びる7年間となるため、五輪競技でなくても伝統文化として相撲のアピールもできる。「もう1つ大きな目標ができた。2020年まで頑張る」。35歳まで横綱として現役を継続することで「SUMO」普及にも尽力する構えだ。