日本相撲協会は24日、大相撲春場所(3月9日初日、大阪・ボディメーカーコロシアム)の新番付を発表した。

 初場所で11勝を挙げ、敢闘賞を受賞した遠藤(23=追手風)は東前頭筆頭に。初の横綱、大関総当たりとなるが、勝ち越せば新三役が見えてくる。

 西小結で11勝した栃煌山(26=春日野)が2場所ぶりに関脇に復帰し、豪栄道(27=境川)琴欧洲(31=佐渡ケ嶽)との関脇3人は、12年秋場所(琴奨菊、稀勢の里、鶴竜)以来となった。豊ノ島(30=時津風)と松鳳山(30=松ケ根)が小結に復帰。新入幕は初場所に13勝2敗で十両優勝した千代丸(22=九重)と照ノ富士(22=伊勢ケ浜)の2人。千代丸と弟千代鳳(21=九重)の兄弟幕内力士誕生は、史上10組目となった。