<大相撲秋場所>◇8日目◇21日◇東京・両国国技館

 三保ケ関審判長は、確信を持って朝青龍の負けを判定していた。「目で確認しているし、蛇の目の跡でも確認した。(右足のかかとが)1センチぐらい出ている」。普段は温厚だが、ビデオ確認の有無を問うと「確認なんかしないよ。目で確かめているんだから」と声を荒らげた。土俵上の朝青龍からにらまれたことについては「オレをにらんでも仕方ないだろ。不満を言っても負けは負けなんだ」と冷静。行司の木村庄之助は「自分は見えなかったが、審判から手が上がって『(足が出た)形がある』と言われた」と振り返った。取組後、日本相撲協会には「朝青龍の足は出ていないのではないか」などと訴える電話が約15分鳴り続いた。