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朝青龍が「力士会」で白鵬から主導権奪回

 「立ち合い正常化」などを議論する臨時力士会で、横綱朝青龍(28=高砂)が横綱白鵬から「主導権」を奪い返した。非公開で行われた同会の出席者によると、審判部の春日野親方(元関脇栃乃和歌)が「理事長の方針通り、両手をつく立ち合いをやっていこう」と呼びかけると、朝青龍は「普段のけいこ場や巡業先でもやって慣れていこう。みんなで努力しよう」などとまとめたという。

 同会は、土俵上での立ち合いの混乱を受けて白鵬が秋場所中に招集を決めた。力士会会長で休場中の朝青龍には事後報告。しかも、朝青龍は休場前に「お互いに息が合っている立ち合いは(手つき不十分でも)やらせた方がいい。(やり直しは)集中力がなくなる」と、「立ち合い正常化」に物言いをつけていた。しかしこの日は一転、白鵬に「横綱はどう思う?」と振るなど、余裕を見せながら仕切ってみせたという。

 3日の八百長裁判出廷を終えて一段落したのか、マイペースぶりが復活。今日6日は東京・明治神宮での奉納土俵入り後、両国国技館での全日本力士選手権で再び土俵入りを披露するが、夕方にモンゴルへ帰国する可能性が高くなった。理由は「左ひじの治療」で、奉納土俵入り後に武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)に許可を求める予定だ。

 既に師匠の高砂親方(元大関朝潮)からは理解を得ており、再来日は11日の見込み。12日からの秋巡業参加について、「左腕の(手首の上の)筋肉も切れている」と訴える朝青龍は、「どうだろうな」と言葉を濁していた。

 [2008年10月6日8時33分 紙面から]


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