<大相撲九州場所>◇10日目◇18日◇福岡国際センター

 東十両12枚目の磋牙司(26=入間川)が負け越し寸前で踏みとどまった。ベテラン海鵬との突きあいで1歩も退かず、3勝7敗とした。取組後も表情は引き締まったまま。連敗中も常に「まだ大丈夫。いける」と言い続けてきたが、その言葉を残りの土俵で示す。

 迷いなく前に出た磋牙司が、積極的に突きあった。のど輪で相手を突き起こすと、休まず攻めて突き出した。「のど輪がよかったですね。まあ、攻めてたんでね」と淡々と話した。大きく負け越せば幕下転落の可能性が高い。絶体絶命の危機に、取組後も緊迫感を漂わせた。「これからも攻めるしかない。勝ち負けより内容です」と自分の相撲を取り切り、悔いのない残り5日間にするつもりだ。