日本相撲協会の武蔵川理事長(61=元横綱三重ノ海)が、協会を所管する塩谷立文部科学相(58)の「物言い」をはねのけた。前日3日に塩谷文科相が、大麻所持容疑で逮捕された元若麒麟の鈴川真一容疑者(25)に同協会が下した解雇処分について「軽すぎる印象は否めない。再検討される可能性はあると思う」と私的見解を述べたが、4日、同理事長は「(理事会で決まった)解雇ですから」と、処分を見直す意思がないことを示した。
前日は伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)が「解雇は非常に重い処分」と話したが、武蔵川理事長も同調。その上で「今後、解雇の場合は退職金を支払わないように早急に規定を見直し、ビシッと新たなものをつくりたい。向こう(元若麒麟)から退職金の支払い請求も辞退も現段階ではない」などと話した。
文科省に出向いて説明する予定も「ない」と断言。「役員に処分がないのはおかしい」とする周囲の指摘については「今になってどうのこうのはできない」とし、重ねて処分見直しは考えていないことを示した。


