日本相撲協会は14日、評議員会を開き、公益財団法人化への道筋を示す工程表の内容について大筋で合意した。工程表の106項目のうち、出席した親方の1人は「8割くらいでは合意した」と話した。年寄名跡については、9日の公益法人制度改革対策委員会が固めた方針である、退職時に功労金を支払って名跡を引き取り協会が管理する案が、協会主事等から提示された。この日示された工程表を修正した上で、引き続き、明日16日の評議員会で議論される。工程表は、22日に行われる理事会を経て文部科学省への提出を目指す。